厚切りジェイソン氏がツイートを全消ししたことがニュースになっていますので、投資法を確認してみましょう。
厚切りジェイソン氏の全米株投資は間違っていたのか?
厚切りジェイソン氏は、収入から生活費を除いて、残ったお金を全て全米株式ETFのVTIだけに投資する投資方針を提唱されています。
特に以下5つが重要な点です。
①支出を減らす
②生活費は除いて投資する
③VTIに投資する
④長期投資で売却しない
⑤そもそも入金力がある
①支出を減らす
徹底的な節約をされています。
節約のために近所のスーパーのはしご、ペットボトル飲料を買わない、等です。
②生活費は除いて投資する
生活防衛資金として3か月は無収入でも生活できる金額を残しておくことを勧めています。
③VTIに投資する
インデックスに投資することを推奨しています。
その中でも、ご本人は全米株式ETFのVTIに投資されています。
過去の実績からも、米国経済の発展に伴い、右肩上がりに株価があがっています。
④長期投資で売却しない
ご本人は、一度株式を購入した後は一度も売却したことがないと話されています。
この効果は、長期投資により株価の上昇と、配当金(配当利回り)の上昇があります。
VTIは配当利回りは直近では1.4%程度ですが、毎年8~10%程度の増配をしています。
⑤そもそも入金力がある
厚切りジェイソン氏は、米国の会社経営者であり、日本では芸人をされていて稼ぐ力があります。
稼いだお金でさらに株式を購入することで配当収入の柱も育てることができます。
初心者にも推奨できる安全な投資法
厚切りジェイソン氏の投資法は、支出を最適に減らし、伝統的なインデックス投資を行う長期投資であり、入金力が高いことでその力を強めています。
金額は違えど、投資初心者でもマネすべき投資法です。
彼の投資法は、批判されるものではなく、今の下落相場では数少ない買い増し、積立投資をしても将来の回復が期待できる投資法だと思っています。
ツイート全消しの原因はSNS疲れ
ツイートを削除したことは、後のツイートでは、SNSにつかれたとつぶやかれています。
米国株が下落していることよりも、そのことに対してのフォロワーさんからの誹謗中傷があったのだと推測されます。
昨今の米国株、FIREブームにより、市場に参加したものの、同じ投資法をしていなかったか、マネしきれず短期的な視点で株価の下落を見ている方からの批判があったと思われます。
所感
厚切りジェイソン氏の投資法は再現性があり、学ぶべきところが多くあります。
私は、いまだに個別株を楽しんでいますが、長期投資を前提にすれば、これからの下落相場は絶好の買場だと思っていますので、インデックスの比率を高めていきたいと思っています。
今回、SNSに疲れてしまったことは残念ですが、ご本人の心身が健康であることを祈りたいものです。